岐阜市元職員の公務認定訴訟について

朝刊各紙で報じられていましたが、岐阜市の元職員の妻による公務災害認定訴訟の第一回口頭弁論がきのう岐阜地裁で行われました。
この訴訟は岐阜市の公園整備室長だった伊藤哲さんが2007年11月に自死されたのは過労や仕事上のストレスが原因だったとして、妻の左紀子さんが地方公務員災害補償基金(本部)に公務上の災害と認定することを求めたものです。
この訴訟で「仕事上のストレス」の大きな要素は、いわゆるパワハラです。

企業や役所でのパワハラによる「うつ」、それが原因とされる自死は近年社会問題になっています。
私は左紀子さんを支援し、これまでの地方公務員災害補償基金岐阜県支部の認定審査でパワハラがあったことを認めてもらえるよう取り組んできました。政治的に動くのは難しい案件なので報道各社に記事にしてもらい世論に訴える取り組みをしてきました。「パワハラをなくせ」という世論の喚起を目指し、実際に何社かは記事にしてくれました。
しかし残念ながら岐阜県支部の審査でに認められることはなく、結果として裁判となりました。
裁判というのは最後の手段であり、本来とりたくない手段です。この訴訟の場合、最後までやると時間も裁判費用もかかることもあり、避けたいと話してきました。それだけに県支部審査で認定して欲しかったのです。
・・・とは言え裁判が始まった以上、私たちも応援したいと思っています。
この問題でひとつ考えたのは、何のための地方公務員災害補償基金なのか?ということ。公務員(あるいはその家族)を救う仕組みなの、体裁をとるためにある組織なのか?伊藤さんのこれまでの経過を見ると、本来の目的が達せられているとは思えません。

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