マニフェストサミット2012 (3)

マニフェストサミット、三回目は地方議員によるパネルディスカッションです。 テーマは「大都市制度とは何か、大都市以外は無関係か」。大阪都構想や中京都構想、尾張名古屋共和国構想など、大都市圏の首長による地方自治の枠組み見直しが話題になっています。

パネルディスカッションでは首長からのアプローチではなく、議会議員が大都市制度をどのように考えているのか、横浜市、名古屋市、大阪市の市議会議員が議論の推移と自分たちの考えを述べました。

大都市制度・・・岐阜県、岐阜市ではあまり関心の無いことかも知れません。政令市などが、より強い権限と財源、そして行政組織の合理化を旗印に議論を行っています。
例えば、このシンポジウムでは横浜市の市議会議員が「神奈川県議会の中で、横浜市選出の県議会議員は不要ではないか、という議論を行っている」という説明をしました。・・・この意見は賛成です。横浜市、そして神奈川県は市民組織の成長で、議員でなくとも自治への参加が容易になっています。この面でも議員の数は少なくてもいいと思います。私が横浜市や神奈川県でやらない理由の一つです・・・
名古屋市の市議会議員は「河村氏市長と大村知事が『中京都構想』を打ち上げた。名古屋市と愛知県を解体し、一本化する。司令塔を一つにする。そのうちに河村市長と大村知事が不仲になり、川村市長は今度は『尾張名古屋共和国構想』。
大阪市の市議会議員は「大阪都構想で言われている二重行政の弊害は現行の制度化でも打開可能。財政の分配でも、東京都のように豊かでない大阪市で果たして可能なのか」など、様々な意見が出ています(ちなみに、これらパネラーは皆、自民党籍だったりします)。

総じて言えば、この大都市構想については百家争鳴、悪く言えばまとまっていないのではないでしょうか。 自治の問題です。だから地域それぞれの在り方があっていいのかも知れない。でも日本の国の中で、地域によって余りに様々な自治制度があるというのはいかがなものでしょうか。 横浜市の特別市構想と大阪都構想と、果たして軌を一にするものなのか? 結局、特に大阪都構想や中京都構想・尾張名古屋共和国構想は政治的スローガンに過ぎないのでは、と思われてなりません。そうならば、そんなことでいいのでしょうか。

コメントは受け付けていません。