厚生環境委員会、事業概要説明

岐阜県議会の臨時会、きょうは常任委員会の事業概要説明でした。今年度の所管事業について、県の幹部から説明を受けるものです。気になる事業については質問や意見をすることも出来ます。2月の議会の際に一通り説明は聴いている所管事業ですが、以下の点で質疑を行いました。

▽ 介護マーク普及啓発事業
(認知症高齢者の家族に対する支援ならびに認知症に対する一層の理解を促すため「介護マーク」を作成し、各市町村を通じてその普及啓発を図る)
太田:介護マーク普及啓発事業という事業は何か?どういう支援、どんな理解を促すのか?
高齢福祉課長:認知症の方は外見上そうとはわからないケースが多い。周囲の人に支えを求めるために「介護マーク」を交付する。
太田:これは国の指導があるのか、それとも県の独自事業か?
高齢福祉課長:県独自の新規事業。
太田:確かに認知症の方とは外見上わからないことがある。でも誰の了解で「介護マーク」を交付するのか?
高齢福祉課長:認知症の方の保護者(家族とか後見人)に了解をもらう
太田:認知症を巡っては介護疲れと思われる悲惨な事件もついこの間起きている。認認介護など厳しい状況もある。もう4年も前に認知症患者の実態把握を県議会一般質問で求めたが実態把握にまで至らないようだ。本来は実態を踏まえて取り組む事業ではないか?
高齢福祉課長:「介護マーク」普及啓発を通じて、市町村と協力して実態把握のツールとして活用したい
太田:市町村、社会福祉協議会などとともに、ツールの活用を通じて認知症患者の実態把握に努めるようにして欲しい。

▽ 医療勤務環境改善支援センター事業費
厳しい勤務状況にある医師及び看護職員などの勤務環境改善を総合的に支援する体制を構築し、個々の医療機関のニーズに応じたサポートを実施する。
太田:2月の議会でも訊いたが、サポートするといっても医療機関とその従事者の実態を幅広く理解し、かつ医療機関の経営側に意見出来る人材は限られている。具体的にどういう人に担当してもらい、いつごろ立ち上げるのか?
医療整備課長:看護協会で、看護師経験者に担当してもらう。7月オープンを目指している。
太田:この事業は今年度から全国で始まったものだが、今年度スタートするのは岐阜県はじめ少数の県だ。岐阜県の経験は他県の先駆になり、モデルケースとなる。看護協会は重要だが、医師会ほか職能団体、労働団体、法律関係者など多様な関係者に関わってもらうことで、よいモデルケースをつくれると思うが?
医療整備課長:社労士はじめ、そうした方々にも関わってもらい、ネットワークとなる医療勤務環境改善の連絡協議会をつくる積りだ。

▽ 病床機能報告制度について
国の社会保障制度の見直しで、全国の病院の役割を病院自身に報告してもらい、これをもとに高度救命救急病院や慢性期対応の病院といった病院の役割をもとにした地域の計画をつくる。法制度が成立したら今年度から着手する。
太田:今回の資料には(法制度の成立がまだなので)載せることではないかも知れないが今年度重要な事業なのでうかがいたい。病床機能報告制度にはどういうスケジュールで取り組むつもりなのか?
健康福祉政策課長:病床機能報告制度は国会の法制度成立をもって今年度中に着手し、これに基づいて来年度「地域医療ビジョン」を策定する予定。予定通りなら10月に着手する。
太田:報告をするのは医療機関自身となっている。地域の病院の役割を改編することになる制度である。県民広く影響がある。医療機関側だけでなく県としてイニシアティブをとって制度づくりビジョンづくりを進めるべきだが、どう考えるのか?
健康福祉政策課長:病床機能報告制度策定にあたって、都道府県の権限が強化が言われている。県としてもしっかりとリードしてゆく積りである。

意訳ですが、こんな質疑と答弁がありました。いずれも諸事業についての県の責任を尋ねたということです。

また余計なお世話かも知れませんが、委員会審議をする際には付託される議案や事業、計画などについて早い時期に議員に出してほしいとリクエストしました。厚生環境委員会はいつも議案、事業、計画が盛りだくさんなのですが、委員会審議の会議室に来てはじめて机の上に資料がある、ということがままあります。これでは充実した審議や討論につながりにくく効率もよくありません。担当の職員には申し訳ありませんが、数日でも早く資料をいただけると本当に助かります。
よろしくお願いします m(__)m

 

厚生環境委員会は6年連続です

臨時議会が開かれ、向こう一年間の岐阜県議会の担当が決まりました。

常任委員会は厚生環境委員会、6年連続6度目になります。
特別委員会は地方分権行財政改革委員会、こちらも3年連続3度目になります。
また岐阜県住宅供給公社の理事も拝命しました。これも2年連続2度目。

県議会議員として8年目、二期目の最後の年はこれまでの政策を積み重ね、来る審判のときにはその実績を訴えたいと思います。

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地方議会のネクストステージを議論する

あさって(5月8日)に岐阜県議会の臨時会が開かれます。県議会としての新しい年度の始まりといってよいでしょう。今年度こそは、岐阜県議会の議会改革も進めたいと思っています。
議会改革の全国的な状況を把握し、何をやるべきか学ぶために、先月
大津市内で開かれた「地方議会のネクストステージを議論する研修会」を受講しました。以下長文になりますがご報告します。

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