支え合い活動の視察

明日から平成26年第一回の定例県議会です。
当初予算案とその事業を審議する重要な議会で、県の担当者からのヒアリング、視察や研修、そして県民の方々からの意見聴取などやるべきことが多々あります。
きょうは、私が県議会でも度々質問をするなどして関わりのある地域の支え合い活動についての現地視察を実施しました。
ちょうど今月と来月、ドットjpからの派遣で南山大学の学生さん二人が議員インターンシップとして週に二回ほど私の事務所に来ているので彼女たちも同行してもらいました。
最初は岐阜市の三田洞団地、高度成長期につくられて現在は独居のお年寄りも多くなった郊外型の団地です。この団地の公民館でお年寄りが集まるサロン活動をしている地元の方々、NPO「わおん」の杉浦さん、そして調査に来た岐阜大学地域科学部の山崎教授などから話を聞きました。数年前、この団地で孤独死が相次いだことから地域社会の再生が課題となり、公民館を使ったサロン活動でお年寄り同士の声掛けや支え合いなどにつながっているということでした。きょうは岐阜市の芥見東連合自治会や岐南町野中団地などの住民、そして岐阜市の担当者も見学に来ていました。
ここは住民とNPOが主体となっての支え合い活動モデルです。

 (上の写真は左が北方町の報告会、右がNPO仕事工房ポポロです)

続いて私たちは岐阜市の隣町、北方町に移動し県がモデル事業として実施した地域支え合いセンター「ひなたぼっこくらぶ」の報告会に参加しました。こちらは大型団地のなかに交流拠点を設け、町や県、社会協議会や包括支援センター、そして社会福祉法人(和光会)が様々な活動を運営してきたものです。
お年寄りが集まるカフェや健康づくり教室のほか、お年寄りと幼い子どもたちとの世代間交流の場をつくりながら、子どもを預ける親にとっても子育て支援になっているようです。プログラムが非常に緻密で、様々な団体、特に社会福祉法人のノウハウを導入した取り組みの事例となります。

最後はまた岐阜市に戻り、子どもたちの学習支援・居場所事業を営むNPO法人仕事工房ポポロの取り組みを学びました。岐阜市長良福光にあるポポロは不登校や生活困窮家庭、発達障がいの子どもたちを受け入れ、学習指導を行っています。特に関心を持っているのが経済的に困窮している家庭の子どもの学習支援です。「貧困の連鎖」ということが言われるようになりましたが、経済的に厳しく、塾にいけなかったり、家庭では学習できる状態でない子どもを助けるとともに、居場所を提供する取り組みはまだ手つかずの部分が多くあります。ポポロでは岐阜市の委託事業として20人余りを受け入れていますが、市内の生活保護世帯数を考えればこうした学習支援の取り組みはもっと必要かも知れません。

一言で支え合い活動と言っても、地域住民主体のもの、外部の事業者と協力して行うもの、NPOによるもの、そして対象もお年寄り、子どもたち、そして子育て世帯など様々です。行政や議会の役割として、その活動がやりやすいような制度面をつくること、そして子どもの貧困のような見えないことがある問題に着目してもらい、支え合いの輪を広げることだと思います。
私自身、議会に向けてたいへん参考になったのですが、インターンシップの学生たちにとっても深く考える機会になったのではないでしょうか。少々、ハードなスケジュールでしたが・・・

第一回の岐阜県小児在宅医療研究会

岐阜県において、この分野の大きな一歩だと思います。そして議会の立場でこのテーマにずっと関わってきた私としては、この取り組みに大きな期待を抱いています。
重症心身障がい児者の在宅支援を充実させるためにどうしたらいいか考える岐阜県小児在宅医療研究会の第一回の会合が開かれました。

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岐阜県の医療政策について

岐阜県の医療政策について、お世話になっているNTTの労働組合の勉強会で講演をしました。
私も一貫して関わっている岐阜県の地域医療再生計画(一次~三次)がテーマです。医療・福祉・介護の垣根を越えた取り組み、とりわけ障がい児者の支援、在宅医療、そしてドクターヘリについてお話をしました。
先ごろ行われた東京都知事選挙、そして岐阜市長選挙でも、有権者が期待する政策のトップに「医療・福祉」が挙がっています。講演の後、ご意見もいただきましたが、改めてお一人お一人にとって身近な課題であることを感じました。