県議会が閉会されました

岐阜県議会の平成24年第4回定例会は定例会は127億9535万円の一般会計補正予算案などを可決して閉会しました。
補正予算では安定ヨウ素剤の備蓄などの原子力防災推進のほか、緊急輸送路や橋の耐震化などの事業が盛り込まれています。
また条例案では「県防災会議の委員定数を10人増やす条例案」、「2014年度の県の指定金融機関を引き続き十六銀行とする条例案」など12件です。
これらについては全て成立しました。
私も全て賛成しました。

また意見書については以下のものについて採決が行われました。
・李明博韓国大統領の言動に抗議し、政府に対韓国外交の見直しを求める意見書
・香港民間団体による領海侵入および尖閣諸島不法上陸に関する意見書
・地方交付税の一刻も早い正常な交付を求める意見書
・研究開発段階炉(「もんじゅ」「ふげん」)も含めた原子力発電施設の安全規制体制の構築を求める意見書
・地域経済・雇用対策の充実を求める意見書
・平成19年の文部科学省通知「問題行動を起こす児童生徒に対する指導について」の周知徹底等いじめ問題根絶に向けた抜本的な対策の推進を求める意見書
これらについても全て成立しました。
私も全て賛成しました。

また請願では、 「私立高校に対する県補助金増額などの請願」が採択されました。一方、「集団的消費者被害回復に関する訴訟制度創設の請願」、「子ども医療費無料制度の拡充の請願」、「国に対し子ども医療費無料制度の創設と国民健康保険療育国庫負担金の調整廃止を求める意見書提出の請願」は不採択となりました。
これらについて私は、「私立高校~」のみ賛成。あとは反対でした。その理由については先日のブログでお伝えした通りです。

 

 

岐阜県議会・厚生環境常任委員会の審議が行われました

開会中の平成24年第4回定例会で、きょうは常任委員会の審議でした。
9月補正予算案だけでなく、条例案のほか、岐阜県長期構想の進捗状況についての報告、地方独立行政法人(県立三病院と県立看護大学)の平成23年度業務実績の報告など諸報告、それに保健医療計画や医療費適正化計画などの骨子案などの審議も行われました。

いつも思うのですが、委員会審議の対象になっている計画案や報告等は議会開会日には配布してもらえないものか
委員会の日の午前10時に委員会室の机の上に置いてあって、担当の県幹部の説明に合わせて目を通すというのでは内容の把握に限度があります。だいたい、関係者から意見聴取が出来ません。
今回の保健医療計画と医療費適正化計画については予め資料を請求していたので意見聴取等の準備をしていました。県民にとって大切な計画や報告なので、こちらとしてもしっかり内容を把握し、きちんと審査をしたいと思います。

また、きょうは請願の審査も行いました。どのように判断をしたか、ご紹介します。
4件の審査を行いました。
①集団的消費者被害回復にかかる訴訟制度の創設を求める請願
これは生協連から出され、継続審査になっていたものです。私たち県民クラブとしては消費者保護の立場から採択を求めていたのですが、今回は「今通常国会に関連法案を提出する」との請願の文章があり、今通常国会で関連法案の成立が不可能なことからやむを得ず、いったん不採択としました。全議員一致で不採択となりました。
②私立高等学校に対する県費補助金の増額を求める請願
これも毎年出されているものです。公立高校の授業料無償化も考慮に入れて全会一致で採択となりました。
③子ども医療費無料制度の拡充の請願、④国に対し子ども医療費無料制度の創設と国民健康保険療育国庫負担金の調整廃止を求める意見書提出の請願
この請願は毎年特定の団体から出されるものです。今回も全議員一致で不採択となりました。
子ども医療費の無料化は子育て支援の観点から確かに望ましいものです。
一方で、いわゆるコンビニ受診を増やし医療費増大につながるという指摘があります。また財源の確保が困難ではないかという指摘もあります。財源については、中学校卒業までの医療費無料化をした場合、岐阜県での想定をもとに国全体をラフに考えた場合、かかる経費は年間数百億円という単位になると思います。
経済的に豊かな世帯でも無料化が必要なのかということも考慮すべきです。この点は子ども手当の教訓を踏まえるべきでしょう。
また、子どもの医療を巡る総合的な状況を考える必要もあると思います。例えば無料化によって子どもが医者にかかる回数が多くなれば小児科医は足りなくなる恐れがあり、小児科医をさらに増やす取り組みが求められるでしょう。さらに夜間休日に対応できる医療機関の確保も必要です。
従って、同じ財源をつかうなら、夜間休日も対応できる小児科医を増やすことも、働きながら子育てをする家庭を支えることになるでしょう。私は以上のような意見を述べ、不採択としました。
因みに現在、岐阜県では小学校就学前まで通院・入院とも無料、小学校6年生まで通院無料というのが多治見市、各務原市、下呂市で、中学校卒業まで通院というのが岐阜市や高山市、関市など36市町村といった状況になっています。子ども医療費の無料化は首長の選挙公約の目玉にまることが多く、実際に増えています。
また他の都道府県では子ども医療費無料化の年齢拡充をしても窓口負担を求めるところがありますが岐阜県は対象者は完全無料になります。重症心身障がい児者、母子家庭。父子家庭についても年齢を拡充して無料化されています。
子ども医療費を巡る議論というのはなかなか難しく、理想を言えば無料化せよと簡単なのですが、単純に財源だけでない問題があります。無料化は何歳未満にするか、諸々の条件をどうするか、どこかで線引きをしなければならないことです。

落書きけっし隊

数年前に、JR岐阜駅前から金神社に抜ける飲食店の多い玉宮通り近辺の外壁に書かれた落書きを消す「落書きけっし隊」というイベントが行われました。三年続けて、8月に実施され、玉宮通りの落書きはしばらくなくなりました。
今年、ぎふ清流国体ということで、玉宮通りの北の金神社周辺に目立つようになった落書きを消して国体の来県者を迎えようと有志が再度、落書き消しのイベントを企画しました。ちょっと紆余曲折があったのですが最終的に岐阜市が応援してくれることになりました。
(上の写真は落書きを消す普段着の私)
対象地域は、清流国体で山岳競技が行われる金公園(ロッククライミングの施設が臨時に作られている)の周辺です。実行主体は地元徹明地区の連合自治会ということになり、地元住民のみなさん、この取り組みに賛同してくれた岐阜市の武政副市長はじめ岐阜市職員の有志のみなさんほかのべで50人ほどで落書き消しを行いました。

ぎふ清流国体を前にまちをきれいにしようと行われた取り組みですが、消して回っていると結構落書きがあることに気付きました。壁の高い位置に書かれたもの、建物の所有者に聞くと数日前はなかったのでごく最近書かれたと思われるもの・・・いずれも心無い行為です。そして、それらはいずれも単なる「落書き」、いっとき横浜で話題になった「落書きアート」のようなものは存在しません。常識的に見て悪質なものばかりです。落書き行為は器物損壊に該当すると思われます。

上の写真は岐阜市の防災倉庫の落書きを消している地元の方々です。モルタル壁の上に何度もスプレーで書かれた落書きはちょっとやそっとでは消えません。しかも、ここはJR岐阜駅に近い金華橋通りに面した車道です。岐阜市の玄関口の美観を損ねているのだから困ったものです。
この壁は金神社の鳥居前(蕪城パーキング南)にある元の医院のものです。やはり目立つ場所です。このあと落書きにいったんスプレーを吹き付けて落とし、壁と同色のペンキを一面に塗りました。かなりきれいになったと思います。

きょうは岐阜新聞、中日新聞などマスコミの取材も来ていました。記事になることで抑止効果になればと思います。 愛するまちをみんなで守る、そんな意識が広く伝われば。。。

ものづくりマーケティング人材育成事業

12日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開かれたroomsというファッション、クラフト、雑貨etcの国際見本市に行きました。

表題の県事業について取り組みを視察するためです。「県内の企業は下請け体質が強く、自ら販路開拓をしたり、消費者の声を反映する経験が乏しかった」として県の地域産業課が取り組んでいる事業です。県内企業と、デザイナー、バイヤー等の接点となる人材を研修・育成しようと取り組んでいて、今回は研修生をこの見本市に派遣して岐阜県の県産品をアピールしてもらおうというものです。
会場の中央部に地場産エリアというのが設けられ、数県が世界的に通用しそうな産品を紹介していました。岐阜県もいい場所を占め、研修生が頑張っていました。
美濃焼のカップやおなじみのいぶき福祉会のマドレーヌも販売されていました。
岐阜県のものづくりでよく思うことは、素材関係を中心にいいものがあるのに認知されていないということです。また職人の技とか匠の技を活かした商品も、いまひとつPRが出来ていないような思いもあります。デザインの洗練性も必要でしょう。一方で、この見本市は会場を歩き回りましたがたいへんなもので、アジアを中心に世界的な評価を集める日本のファッションが集積されていました。こういう空気を岐阜県の研修生が学ぶことも大事だと思いました。
それと業界のネットワークづくりですね。ぜひ成果を挙げて欲しいと思います。

JR岐阜駅前に国体炬火が灯りました

今月29日から、ぎふ清流国体が始まります。
きのうから岐阜市に入った炬火は、きょうはJR岐阜駅前に設けられた炬火台に点灯されました。
きょうは長良川河畔の鵜飼観覧船事務所前から岐阜市内を二時間ほどかけてミナモ隊などが炬火をリレーしました。
そして午後5時にJR岐阜駅長良口デッキの上に設けられた炬火台に到着し、高校生選手の手で炬火が移されました。このあと40年前に炬火の最終ランナーを務めた古田知事が目前に迫った国体への期待と抱負を語りました。
 炬火台はぎふ清流国体前日の29日までJR岐阜駅前に灯されます。
また炬火台周辺では、毎年冬の風物詩となったイルミネーションが今年は少し早く点灯しました。
 きょうから国体の水泳種目が始まったとあって、JR岐阜駅では他県から国体に参加するために来た選手団の姿が見受けられました。

なお、15日には、今後は炬火の火を提灯に分けて市内を練り歩く「長良川おもてなし隊」のリレーが行われます。
また同じ15日は岐阜市の金神社付近で、きれいな景観で国体を迎えようと外壁の落書きを消すイベントが5年ぶりに行われます。午前10時からと午後4時からです。私も参加します。

保健医療計画

岐阜県保健医療計画の策定が進められています。
保健医療計画(医療計画)とは、医療法に基づき医療提供体制の確保を図るために、国の指示で各都道府県が定める法廷計画です。 今回は、来年度(H25年度)から向こう五年間となる第6期計画です。 現在、国の方針に沿って各都道府県が策定作業を進めており、岐阜県でも先月の医療審議会(医師会、歯科医師会、看護協会、学識経験者、労組などが参加している)で、その骨子案が示されました。

私は、この計画策定にあたり、議会として意見を出すだけでなく、働く者の声や一般県民の声も反映させるということで、連合岐阜や自治労(岐阜県の場合、労組加盟の医療従事者のうち自治体立の病院が多数を占める)と連携して勉強会や県の担当者との意見交換会を続けてきました。
きのう(8日)は自治労の医療衛生部門の会があり、そこで勉強会に講師として参加しました。

医療計画というのはひとことで言うと、地域医療における憲法のようなものです。
今回の計画では、重点的に取り組む分野として5疾病5事業が挙げられました。 5疾病とは、がん・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病・精神疾患。5事業と言うのは、救急医療・災害医療・へき地医療、周産期医療、小児医療(小児救急を含む)。国の方針で第6期では精神疾患と在宅医療が加わっています。 骨子案ではそれぞれの分野で、おおまかな事業や方針が示されています。 ところが、こうした計画について声を集めようとすると、個別の政策について意見や要望が実に詳細に出てくるのです。医療分野は身近で大事な、誰でも関心を持っているからです。おととい行われた県議会への説明会でも、議員の間からひとつひとつの政策に関する意見が出ていました。
こうした個別の政策は、保健医療計画にぶら下がっている個別の計画(健康増進計画とかがん対策推進計画など)に記されることになっています。 とは言え、詳細なものであっても意見をうまくまとめなければなりません。なかなか難しいところです。

連合岐阜の政策要望に同席しました

連合岐阜の岐阜県知事に対する政策要望に同席しました。
この要望は次年度の予算編成を控えて毎年この時期に行っているものです。雇用や福祉、医療やまちづくりなど25項目の要望が提出されました。今年はそのうち17項目を新規の要望にしています。特に医療や福祉の部門については、私は、連合岐阜の担当者と今年1月から意見交換を続けており、7月の連合岐阜サマーセミナーでも最終的な協議もさせていただきました。

あすから定例県議会です。

岐阜県の平成24年度第4回定例県議会があす開会します。 今回は総額128億円となる補正予算案が上程されています。
主な補正予算の項目では、防災対策(緊急輸送路の防災対策や橋梁の耐震化など)に50億円余り、平成23年度決算剰余金見込み額の一部を今後の財政運営の円滑化を図るための基金に積み立てする「決算剰余積立金」として16億円余りとなっています。
また原子力防災対策事業(災害時に必要な資機材を備えるとともに原子力防災訓練を実施)として1千万円、原子力防災ネットワークシステム整備事業として2700万円、救急救命センター設備整備補助金として2億1900万円、がん診療設備整備事業補助金として6500万円などとなっています。
その他の議案としては、お騒がせの岐阜県指定金融機関の指定についての議決などが予定されています。
議員の質問については、私は11月の議会が会派代表質問なので今回はありませんが、国体があることから全体的に時間が制約されるようです。ちょっと違うのではないかな・・・

【お知らせ】 活動記録を更新しています

「県議会議員は何をやっているかわからない」「選挙の時以外、活動が見えない」・・・こうしたご批判をよく聞きます。
私はブログで自身の活動について随時ご報告をしていますが、毎月の活動を次の月のはじめにまとめてHP上でご報告することにしました。
こちらです ⇒ http://www.gifu-ohta.jp/?page_id=9
こちらに記載していることは県政に関する会議や行事、調査活動やセミナー受講が主で、いわゆる県議会議員の政務調査活動です。もちろん、これ以外にも行政の担当者からのヒアリングや住民の方からの意見・要望の聴取、後援会活動や党務もあります。調査活動でも「内偵」的な活動もあります。これらについては公になることで活動に支障を来たす恐れがあることからHP上には基本的に記載しません。

地方議員は、昔の名士的存在・名誉職的存在から政策立案・提言を通して地域創造をする仕事に変化しています。「何をやっているか(身近な人、利害関係者、後援会しか)わからない」では済まされません。議員にとって、活動報告を公にすることは住民に対する義務であると思います。