市民と議員の条例づくり交流会議

全国の議会改革志向の地方議員が集まって、各地の改革の現状と課題を考える「市民と議員の条例づくり交流会議」がきのうときょうの二日間にわたって東京・市ヶ谷の法政大学で開かれました。
岐阜県議会では、私と国枝県議が参加しました。

議会基本条例の制定、通年議会など、議会改革の動きは急速に広まっています。以前にも書きましたが、この流れは「改革派」首長の出現で議会も改革を志向するようになった(三重県や宮城県など)、「劇場型」首長から敵視された議会が改革を進めるようになった(名古屋市など)というパターンがありますが、重要なのは改革をすることで議会が住民に開かれたものになること、住民の参加がしやすくなることです。
政務調査費や議員歳費、定数の改革は公正を期する目的で必要なことですが(効率化が必ずしも民主主義の進展につながるわけではないが)、住民参加が出来ないことには議会改革でも活性化でもありません。
そういう視点での議会改革です。。。

「市民と議員の条例づくり交流会議」では、全国の議会改革の実情や課題、各地の先進事例などが報告され、討議も行われました。また交流会も行われました。各地、それぞれに改革にあたっての障がいや悩みがあり、生の声、本音が聞ける貴重な機会でした。
今回、特に私が関心を持ったのは「議会事務局改革」です。県議会の議会事務局については、行政職員でもない限り「知らない」のが実情だと思います。ところが実際は多くの大事な役割があり、それは県民にも関わることなのです。

そうした話を報告書にまとめようと思っています。議会事務局の方で関心をお持ちの方がいたら是非お問い合わせください。

大規模災害時の消防活動についてセミナーが開かれました

消防職員のセミナーが行われました。
東日本大震災の際に、命を救う任務の消防隊員が、大勢、命を失いました。
彼らは英雄だ。
でも、出来る事なら、救われる命も、救う命も、失われることは避けたかったことでしょう。
辛い教訓をもとに、国は大規模災害時の消防活動について指針をつくり、各都道府県に通知をしました。きょうはそのことを説明をするセミナーで、開催にちょっと協力したことと、関心のあるテーマなので出席しました。

今年4月に国が出した検討会報告を県の担当者が説明しました。
国の指針は大規模地震で津波などが考えられることへの備えや指揮連絡系統の準備を促すものです。岐阜県は津波の被害はごく一部を除いてないと見られていますが、二次三次のバックアップ体制構築や、どうにもならなくなった時に消防隊員であっても、どのタイミングで撤収するかということを予め想定しておく必要があると思います。

政策研究会 「長寿社会のまちづくり」

きょうは、岐阜県が定期的に開催しているセミナー「岐阜県政策研究会勉強会」でした。
今回の講演は東京大学高齢社会総合研究機構の秋山弘子特任教授による「長寿社会のまちづくり」でした。

秋山教授はまず厚生白書のデータなどから、現代の高齢者は以前(参考にしたデータでは20年前)に比べ10歳以上若返っている(歩行速度でみると男女ともに11歳若返っている)ことや、65歳を越えた人が亡くなるまでの生活のうち要介護期間は1割程度であることなどを挙げました。
そして政策として、1)お年寄りの自立期間(健康寿命)の延長、2)住み慣れたところでの日常生活の継続を支える生活環境の整備(年をとっても安心して暮らせる環境づくり)、3)人の繋がりづくりのできる社会の構築、が重要であると指摘し、千葉県柏市などで取り組まれている長寿のまちづくりの社会実験の事例を説明していました。
自治体の政策でも、長寿社会をいかに安心出来て、生きがいを持てるものにするか問われています。議員にとっても、首長にとっても、長寿社会にかかわる地域づくりのための政策は今後重要度を増してゆくものになるのではないでしょうか。

県議会・厚生環境委員会、視察を行いました

岐阜県議会の厚生環境常任委員会は、岐阜圏域と西濃圏域の視察を行いました。
今回の視察箇所は、1)岐阜市にある岐阜県総合医療センター、2)各務原市にある岐阜県保健衛生研究所、3)大垣市上石津にある株式会社「りゅういき」による下水汚泥リサイクルプラント、4)海津市にある県立海津特別支援学校でした。

1)岐阜県総合医療センターは、岐阜県が進める地域医療再生計画でも重度身体障がい児者の療育や救命救急、周産期医療の拠点となることから、私自身も政策面で関わることが多く、また組合の仕事もあり、しばしば訪問しています。しかし視察では、普段なかなか見学出来ない新生児集中治療室や心臓カテーテル手術の現場も学ばせていただきました。
写真は、これも普段は見れない屋上のヘリポートです。

2)各務原市にある岐阜県保健衛生研究所は大気中の汚染物質や放射性物質、環境放射能などの常時観測、食品の衛生検査などを行う機関です。3)株式会社りゅういきが運営する下水汚泥の再利用プラントです。各務原市内にある木曽川右岸流域下水道事業各務原浄化センターから排出される下水汚泥を高温で処理し、セメントに混ぜる素材にリサイクルするものです。汚泥の一部は処理してバイオマス燃料としても利用されます。4)海津特別支援学校は文字通り、海津市内にあります。羽島郡から長時間をかけてこの特別支援学校に通う生徒さんもいます。先の議会で岐阜南部特別支援学校に関する事業予算が初めて経常されました。数年先になりますが羽島郡や羽島市の生徒さんにとっては通学時間が短くなります。
ここでは生徒たちが手掛けた陶芸作品や手工芸品について説明を受けました。こうした技術を身につけてもらい就職に役立てればと思います。県議会・厚生環境常任委員会の視察、来週は中津川市や下呂市、可児市などを回ります。

大垣市で「地域医療を考えるシンポジウム」が開催されました

住民の健康と生命を支える医療機関はどうあるべきか。このテーマで毎年開かれているシンポジウム、きょう大垣市で開催されました。このシンポジウムは自治労岐阜県本部が開催したもので、毎回県内各地の公立病院の在り方をテーマにしています。今回は西濃圏域の医療について、中核となっている大垣市民病院を中心に議論が行われました。
西濃圏域における大垣市民病院の存在はたいへん大きなものです。そして住民の大垣市民病院に寄せる信頼感も大きいと思います。シンポジウムでは大垣市民病院の役割と他の病院との連携などが、パネラーから説明がありました。
岐阜県ではちょうど、向こう5年間の医療の在り方を方向づける保健医療計画が策定されています。そんななか、ガリバー的な大垣市民病院と他の地域病院との連携の在り方など、改めて検証すると興味深いと思ってます。
ところで県議会からは地元の野村県議がパネラーを務めていました。ご苦労さまでした。

鶏ちゃん合衆国建国記念式典が行われました

岐阜県内の郷土料理「鶏ちゃん(けいちゃん)」の魅力を広めようという「鶏ちゃん合衆国」の建国記念式典が岐阜市のアクティブGで開かれました。

この「鶏ちゃん合衆国」については、以前にもご紹介しています。
  http://www.gifu-ohta.jp/?p=351
岐阜の郷土料理「鶏ちゃん」を楽しみながら、遊び心で全国に広めよう、ということのようです。
きょうは古田知事も会場に駆けつけました。
国体を機に、来県者に味わってもらいたいものです。
ところで、なぜ合衆国なのか?
説明では、店や地域それぞれ独自の味付けがあって、それらが集まるので、ということでした。味噌味、醤油味などの、鶏ちゃんの食べ比べも楽しめそうです。
ダジャレではありませんが、どなたかケイジャン(アメリカ・ルイジアナ州南部の郷土料理)風の鶏ちゃんを作ってみてはいかがでしょうか?

 

岐阜県立盲学校を視察しました

久し振りに岐阜市にある岐阜県立盲学校を視察しました。
岐阜県立盲学校は、盲学校として全国でも5番目に古いそうで、聖公会(英国国教会)が創設に関わっています。個人的に、数年前にも視察をしていますし、ここで毎年開かれる防災運動会にも出席していますが、きょうは岐阜市議会の富田市議といっしょに視察しました。
岐阜県では現在、障がいのある子どもの教育を担う特別支援校の整備を各地で進めていますが、視覚障がいのある子どもの場合、地域の特別支援校でなく、この岐阜市内にある県立盲学校に籍を置きます。そのため遠隔地ですと、盲学校敷地内の寄宿舎で生活をすることになります。親御さんや当人が、地域の普通学級を望む場合があり、なかなか辛い判断をすることもあるようです。それだけに、盲学校でもそうした気持ちを汲んだ接し方、受け入れやすい取り組みをしています。
今年はぎふ清流大会が開催されます。岐阜県立盲学校の児童生徒たちも活躍することでしょう。
折に触れていますが、私自身網膜剥離をやっていて、視覚障がいがある方のために何か出来ればと思っています。
何かありましたら申し出いただければと存じます。

岐阜おもてなし応援隊の会合が開かれました

今年9月から10月にかけて開かれる「ぎふ清流国体・清流大会」で、県内を訪れる人たちをもてなし岐阜の魅力を伝える「岐阜おもてなし応援隊」の会合が開かれました。
「岐阜おもてなし応援隊」は、今年5月に開催されたぎふ清流ハーフマラソンに合わせて全国から岐阜を訪れたランナーを温かく迎えようと、地元のまちづくり団体や商業団体、観光団体、自治会などがつくったもので、この取り組みを国体まで継続しようと、岐阜県観光課がきょうの会合を開きました。岐阜市選出である私も出席しました。
会合では「岐阜おもてなし応援隊」に参加している団体が、それぞれ国体に向けた催しや企画などについて報告しました。
中でも長良地区などが企画している「炬火提灯ウォークリレー」は、国体の炬火リレーが岐阜市(ゴール)まで到達したあと、国体開催までの間に実施しようというイベントで、提灯に分灯して岐阜駅から国体会場、鵜飼会場までを歩いてリレーしようというものです。
また国体期間中もJR岐阜駅前広場で開催される賑わい創出のイベントについても報告され、グルメ屋台を設置したり県産品の販売点テントなども設けられることが説明されました。
これら事業は今年度当初予算に盛り込まれていて関心を持っていました。スポーツの祭典にあわせて、県外からの来訪者も呼び込み賑わい創出につなげて欲しいと思います。

自治学会シンポジウム

日本自治学会の定例のシンポジウムが7日、開かれました。私は会員なので出席しました。
日本自治学会は去年組織の見直しがあり、会長も神野直彦さんからから新藤宗幸さんに代わりました。今回のシンポジウムではテーマを「震災復興 自治体再建をどう進めるかと掲げ、東京大学大学院教授・大西 隆さん」、福島県飯舘村長・菅野典雄さん、 前岩手県宮古市長、盛岡大学教授・熊坂義裕さん、 そして日本自治学会会長・新藤宗幸さんがパネリストとして報告・提言をしました。

連合サマーセミナー

5・6日と下呂温泉で連合岐阜のサマーセミナーが開催されました。
私たち県議会議員は議会の閉会日でしたが、終わってすぐに駆けつけました。重要な役割があるからです。
連合岐阜では毎年秋に、来年度予算編成に向けた政策要望を行っていますが、とりまとめの段階で連合加盟の労働組合から意見を集約します。それが毎年のサマーセミナーで行われ、その場で出席した県議会議員は助言や現状説明などをするのです。
今回のサマーセミナーでも、県議会議員は雛壇に座り、質問や意見に対し答弁をします。県議会本会議の知事はじめ幹部職員のようです。
見方を変えれば、応援して下さった労組役員にとっては「しっかりやっとるか?」と試す機会にもなります。それだけに私としては、毎年かなり真剣に臨んでいるのです。
政策提言自体も、社会保障の分野を中心に連合の担当者と意見交換を重ねてきました。なので、連合岐阜の政策提言には私の考え方が相当反映されています。
セミナーが終わって、「答弁よかったね」と言われるのはとても嬉しいことです。本来の立場に戻り、県議会で期待した答弁があったら幹部にそう言うのもいいかも知れません。