新年度予算案の公表と審議を前に

2017年度の岐阜県の当初予算案に編成作業が大詰めです。今日は予算編成の最終盤に行われる会派要望に対する知事回答が行われました。民進党系会派「県民クラブ」は昨年末に98項目の要望を出しており、知事からはそれら全てに対し前向きな回答がありました。
IMG_0780今月下旬には新年度予算案は公表され、24日からは予算案などを審議する県議会が開会します。

これを前に、昨年末の私の代表質問で新年度予算案や新規事業に関するトピックを何回かに分けてご紹介します。
まずは行財政改革について。
代表質問では、今後の岐阜県の事業評価のあり方、県民参画の事業評価を取り入れてゆく考えについて知事に問いました。古田知事が就任してから「政策総点検」としてこれまでの岐阜県の仕事について総ざらいで点検する作業が行われました。その後10年ほどになりますが、その間、事務事業評価(政策の点検や事業仕分けに当たる取り組み)は大きなものが行われていませんでした。そこで、一層のムダをなくし、さらに効率良い行政を目指すために改めて事務事業評価を求めました。
その際に、私は県民目線、県民関与の事務事業評価も求めました。

古田知事からは次のような答弁がありました。

【答弁】事業評価については来年度は財政、人事、行革といった組織からなる専任のチームを編成 し「事務事業の棚卸しプロジェクト」と銘打って全庁的に取り組みたい。県民参画の事業評 価については「『清流の国ぎふ』づくり推進県民会議」で審議するなかで必要に応じて分科 会を設け県民参画の仕組みについても検討したい。

今日の知事回答でもありましたが、この「事務事業の棚卸しプロジェクト」は来年度上半期、県の行政管理課、財政課、人事課でチームを作り、それぞれのデータを共有して県全体の事務事業見直しに置ける課題を洗い出し、解決策を検討してゆく、ということです。

財政危機を経て、岐阜県の行政・事務事業はかなり効率的になっている模様ですが、まだ見直しができるところもあると思います。議会としても、この事務事業の棚卸しプロジェクトについて逐次見てゆきたいと思います。

マイナンバー制度を医療分野に活かすことを学ぶ

201701マイナンバー「マイナンバー制度〜カード活用と医療分野番号の展開」をテーマにしたセミナーを受講しました。
マイナンバー制度については、批判や懸念の意見も聞かれますが、一方で制度自体は始まっており、適切な運用(商業的な流用が制限されることなど含む)や、より個人に寄り添った運用をするために真剣に考えるべきと考えています。
丸一日のセミナーでは、マイナンバーの医療分野の活用と個人情報保護、子育てワンストップサービス・母子健康情報サービスの取り組み、災害時の活用など最新の状況や取り組みが報告されました。
民主党政権の時にマイナンバー制度が議論されていた時には、医療介護など社会保障の効率化と個人に必要なサービスを的確に提供することが目指されていましたが、その後自民党政権になってそうした社会保障面でのメリットを活かす取り組みは後退したとのことです。それでも自治体の事業でマイナンバーを活かした取り組みは始まっており、地方議会としても関心を持たないわけにはいかないのです。

連合岐阜推薦地方議員団会議

連合岐阜が推薦する地方議員団会議に出席しました。
この会議は毎年年明けに開かれているもので、連合推薦を受けている県内の県議会議員や市町議会議員が出席しています。
IMG_0476連合の2017年度の活動方針、とりわけ政策実現に向けた連合としての取り組みと推薦地方議員との協力のあり方など説明を受けました。

私自身も連合岐阜、あるいは加盟労組との政策に関する意見交換や相談は日常的に行っていますが、こうした会議は改めて活動方針や掲げる政策について理解する重要な機会です。

会議の後は連合岐阜2017年新春の集いに出席。
各テーブルを回って挨拶をしたり懇談をしたり。普段お会いすることが限られている方もお見えなので、少しでも議員を身近に捉えてもらう絶好の機会でした。

IMG_0001

 

明日から県知事選

%e5%b2%90%e9%98%9c%e7%9c%8c%e5%ba%81

 

明日、岐阜県知事選挙が告示されます。今月29日が投開票、それまで知事選挙に関係のない政治活動は制限されます。街頭演説もしばらくお休み。

県知事選挙、政策で競う選挙になって欲しいものです。ところが・・・

ネットで検索しても、今回の県知事選に関する二人の候補予定者のマニフェストは見当たりません。選挙事務所に行けば政策集やパンフに書かれた簡単な政策についてはもらえるのでしょうが、今のご時世、ネットで政策を見れるようにするべき。

こんなことで、県民が県知事選挙に本当に関心を持ち、今後の岐阜県の姿を描き、自分たちのこととして考えることに繋がるのでしょうか。

岐阜県政に関わって、深刻に感じるのは県民の県政・行政への関心に濃淡がありすぎることです。仕事や生計で県行政に関わる人(例えば公共事業に関わる仕事をしている人、福祉関係、一次産業など)は当然、関心は高く、そして投票行動も積極的ですが、そうでない人たちは関心が低く、投票に行かない傾向が強い。これは、そうでない人たちに問題があるというのではなく、県行政に関わる者の努力不足であると思います。もちろん私たち議員にも責任があります。

私たちは、岐阜県の抱える課題を県民のみなさんと共有して考えてゆかねばなりません。そのための材料の一つが政策です。せっかく、考える機会となる県知事選です。候補者の側からもっと積極的に政策を示し、県民が容易に知ることが出来るようにネットでの公開をするべきです。

・・・ちなみに、民進党、県連として、現職の古田肇氏を推薦しています。社会保障、特に障がい者支援や地域医療についての実績を評価しています。一方で、イベントに経費や労力をかけすぎているとか、いわゆる県庁内の風通しの悪さなど県庁のマネジメントについては県議会でも指摘し、批判もしています。

評価するところは評価し、ただすところはただす、という姿勢です。

推薦はしていますが、二元代表制のもと、議会と首長とは緊張関係にあるべきものと考え、是々非々の立場で臨んでいます。

 

代表質問・質問と答弁(全文)

2015年12月質問 小サイズ12月7日に行った県議会・第5回定例会の会派代表質問の質問と答弁、全文を掲載します。
赤色の箇所がニュース性のある答弁。オレンジ色の箇所が今後に期待する答弁です。
後日、ダイジェスト版を掲載します。
下の水色の文字列をクリックしてください。PDFファイルが開きます。
%e5%b9%b3%e6%88%90%ef%bc%92%ef%bc%98%e5%b9%b4%e7%ac%ac%ef%bc%95%e5%9b%9e%e5%ae%9a%e4%be%8b%e4%bc%9a%e3%80%80%e4%bb%a3%e8%a1%a8%e8%b3%aa%e5%95%8f%e3%81%a8%e7%ad%94%e5%bc%81%ef%bc%88%e9%80%9a%e3%81%97

岐阜県議会代表質問

0040 2
きょう(12月7日)午後1時頃より所属会派県民クラブを代表して19項目にわたり質問をします。 今回、新たな試みとして代表の要旨をまとめました。下の水色の文字をクリックするとPDFファイルでご覧になれます。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓
平成28年第5回定例会 代表質問要旨

民進党地方自治体議員フォーラム東海ブロック研修会(11月14~15日)

愛知、三重、静岡、岐阜の四県連でつくる民進党地方自治体議員フォーラム東海ブロック研修会が二日間にわたって岐阜市内で開催されました。
??????????????????????東海ブロックの研修会は毎年、四県を持ち回りで開催されており、民主党時代から数えると今年で14回目となります。今回は四県の県議会議員、市町村の議会議員およそ80名が参加しました。

研修会の一日目は、最初に、外国人観光客で賑わう岐阜県高山市の清水孝司(しみず・たかし)観光部長が「国際観光都市高山の挑戦」と題して、30年にわたる外国人観光客誘致のための取り組みについて講演をしました。

続いて民進党政策調査会長代理の階猛(しな・たけし)衆議院議員が「民進党は何を目指すのか」と題して、党内での政策に関するとりまとめの議論や前通常国会と現在開かれている臨時国会での法案の対応について講演をしました。

二日目は議会改革をテーマに、三重県議会新政みえ代表の三谷哲央(みたに・てつお)県議会議員、岐阜県多治見市議会の石田浩司(いしだ・こうじ)市議会議員、愛知県小牧市議会の小沢国大(こざわ・くにひろ)市議会議員から事例報告と、三名によるパネルディスカッションを行いました(進行は太田が務めました)。

このなかで三谷県議は20年近くにもなる三重県議会の議会改革を振り返りながら、「自治体において議会は建設的野党であると考えるべき。ややもすると議員は首長に近いというアピールをしがちだが、これは厳に慎むべきであろう」と執行部と緊張関係にあることが議会の役割を果たすために重要と強調しました。

最後に「党本部は地方組織の声を的確に反映させるような党の組織改革をすること」と「地方議員は一層の議会改革と政策本位の選挙への変革、政務活動費の適切な使途に努めるなど議員自身の改革に努めること」とした二つの決議を採択しました。

県民参加の県事業の仕分け

「ふじのくに士民協働事業レビュー」を視察しました。もう8年も続けている、いわゆる事業仕分けですが、実際に見聞するのはこれが初めてです。
県政事業のうち今回は人口減少対策に関わることについて、まず四つの行政分野に絞ったあと更に具体的な事業に絞って検証してもらうものです。

四つの事業分野は以下の通り、
▼多様な保育サービスの充実
▼文化が持つ多面的な価値や力を踏まえた賑わいの創出
▼民間の能力や創意工夫の活用
▼成長産業分野への進出支援等による次世代産業の創出

公開の場で施策や事業の見直し、効果の大小など意見や評価をもらいます。 事業については県職員が説明しますが質問や議論をするのは県内外の専門委員です。また評価は無作為抽出された県民や大学生などです。
県民が直接、事業の評価に関わっていることがポイントです。
%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab-2016-09-11-22-27-23事業仕分け自体は、この静岡県の取り組みでも関わっているシンクタンク構想日本が2002年から行っていますが、私の関心は県の予算編成や具体的な事業見直しをするのに定着しているか、そして県議会の機能との兼ね合いです。担当者に聞いたところ県議会からは、県民による事業レビューが県議会の機能と重複するので「何でこんなことをやるのか?」という指摘もあったそうです。
私は静岡県議会については詳しく存じ上げないので何とも言えず、あくまでも自分のところの経験からしか言えませんが、これだけの検証をやっているのを見ると議会としての検証機能をもっと高めてゆく必要を感じます。

県内外の議会の取り組み

毎年7月8月は議会改革について、全国の状況を学び議論する季節です。今年も7月末に市民と議員の条例づくり交流会議、そして8月上旬にローカルマニフェスト推進地方議員連盟と全国の会議・研修会が相次いで行われました。
住民自治の要となる自治体議会の改革の先進例を学び、岐阜県議会の位置を把握し(改革度ランキングは相変わらず下位ですが)、何に取り組めばいいのか考えるにはこうした会に参加しなければならないと考えています。
ファイル 2016-08-31 23 12 55 そうしたなか、今月は三重県議会の高校生議会と可児市議会のママさん議会が開かれ、私もインターンの大学生3人といっしょに視察に行ってきました。
おおまかに述べますと、この二つの取り組みは決して議会のPRとしてやっているのではなく、高校生や子育て中の女性といった、声が政治に反映されにくい人たちの声を議会として聴いてゆくという目的があります。参加者にとっても、政治に関心を持つというレベルではなく、自ら主体的に政治に関わる一歩になる役割もあります。
こうした取り組みがもっと多くの議会で取り組まれることを望みますし、岐阜県議会でもやれるよう考えたいと思います。
ファイル 2016-08-31 23 11 20 もう9月になります。参院選前後から多忙だったので(という言い訳で)ブログもすっかりご無沙汰になっていました。季節も変わるので、Facebookだけでなくブログも復活させようと思います。

8年目の厚生環境委員会・・・

今日(5月10日)、岐阜県議会の臨時会がありました。正副議長はじめ、今年度の議会の役職を決めるものです。
議場 201505
委員会では引き続き厚生環境常任委員会と観光交流拡大対策特別委員会に所属することになりました。厚生環境常任委員会は8年目、一期目の三年目以降、ずっと継続しています。特別委員会は基本的に二年間同じところを務めることになっています。
6つある常任委員会のうち厚生環境常任委員会は非常に広い範囲を担当します。医療、介護、障がい者支援、自立支援(生活困窮者支援や生活保護など)、保健衛生、環境問題、廃棄物、自然保護、市民共同参画、NPO政策、文化行政…と幅広く、一通り把握するのもなかなか大変です。
それでも私たちの暮らしにとって非常に密接で、誰もが必ず関わる行政分野です。私も特にこだわりを持つとともに、県民の誰にでも利益となるものと思って務めています。
特に今年度は10年後の医療と介護のビジョンである地域医療構想の策定と国の第二期がん対策基本計画の最終年度です。そういった節目も意識して取り組んでゆきます。